学資保険選びで生命保険を勧められたら~低解約返戻金型保険(オリックスのライズ・アフラックのウェイズ)ってどう?~ - 妊娠出産をただただ記録するブログ

学資保険選びで生命保険を勧められたら~低解約返戻金型保険(オリックスのライズ・アフラックのウェイズ)ってどう?~

「学資保険の相談に行ったら、学資保険以外の生命保険を勧めらました」というコメントやご質問を、ブログを読まれた方からいただきました。

これは保険相談ではよくあることなんです。
実際加入してよいのかどうか、私の意見をまとめました。


スポンサードリンク



学資保険じゃないものを勧められる!?


保険相談の記事で書いたような、無料保険相談に行くと、「学資保険よりもこちらがお得です」と、他の保険を勧められる場合があると思います。

具体的には・・・

・オリックス生命「RISE(ライズ)」
・アフラック「WAYS(ウェイズ)」
AIG富士生命「e-終身」(2017年4月販売停止)


などです。

他にも「低解約返戻金型定期保険」「低解約返戻金型終身保険」「長割り終身」などと書いてあれば、仕組みはだいたい同じ。

学資保険と同様、10-18年かけて積み立てると、18年後には、5%程度増えて戻ってくる保険です。

(WAYS(ウェイズ)は払込終了が60歳以上となったため、42歳以上の人限定でおすすめされると思います。)

低解約返戻金型保険は入っていいのか?


学資保険として、低解約返戻金型保険に入っていいのか?
という疑問ですが、

結論から言うと、私は入ってもよいと思います。

実際、わが家でもそういう保険を選びました。
»「私の選んだ学資保険


ただし、明治安田生命の学資保険、ソニー生命の学資保険の提案書を作ってもらい、それと比較して、「子が18歳のときの戻り率」が良かったらというのが条件です。

(私の加入当時の料率では、私はソニー生命の学資が一番、夫はアクサ生命の低解約返戻金型定期保険が一番でした。)


低解約返戻金型保険って何?~学資保険と似ています~


低解約返戻金型保険とは、たとえばこのような保険です。

・毎月1万円ずつ、15年かけて払い込みます。

・すると15年後に支払総額180万円となりますが、
 解約返戻金は200万円もらえます。

・被保険者(夫)が途中で死んだら、保険金200万が支払われ、
 以降の保険料支払いは必要なくなります。


・15年より前に解約すると、支払金額の70%位しか戻らず
 大損する点に注意が必要です。



ここまでは、学資保険とだいたい同じですね。


低解約返戻金型保険って何?~学資保険と違うところ~


ただ、低解約返戻金型保険の場合は、以下の点で違います。


・15年後に解約せず、置いておくこともできます。
 その場合、毎年約1%ずつ増えていきます。


・子供が死亡したときにお金は戻ってきません。
(学資保険では払い込み料から少し減った額が戻ってくる保険が多いです。)


つまり、自分で解約の時期を選べるという点がメリットなんです。

これに対し、学資保険は、18年後に必ず保険が終了し、満期金が支払われます。


でも、18年後にはもしかすると、他に貯金が十分できていて、保険のお金がなくても、足りるかもしれないですよね。

その場合に、支払を先延ばしして、さらに増やせるので、低解約返戻金型定期保険のほうが合理的だというわけです。


(参考)低解約返戻金型定期保険の提案書

(↓クリックで拡大します↓)
teikaiyaku_002_140308.png
ある年(これは10年後)までは70%程度の払い戻しで
損ですが、その後はずっと増えていきます。


低解約返戻金型保険のメリット:


また、低解約返戻金型保険には学資保険の弱点をカバーしているところがあります。

それは、低解約返戻金方保険なら、受取前に親が死亡した場合でも税金がかからないということ。

学資保険では、払込保険料と受取額の差額が一時所得となり、税金がかかる可能性が高いのです。

もし学資保険加入直後に親が死亡したとすると・・・

学資保険:親の死亡時の保険金例


払込保険料 10万円
受け取り保険金 200万円

・税金額

この場合の保険金は、一時所得の課税対象になります。

一時所得の計算方法はこちらです。

(受取額200万円-払込保険料10万円-特別控除50万円)/2
=70万円

これがその年の収入に加算されます。

もし年収100万円程度のパートの妻が保険料を受け取るとします。

そうすると、税金がゼロから10万円程度に増えます。
(所得税5%、住民税10%程度。)

また、健康保険料も値上がりします。
(おそらく数万円)

低解約返戻金型保険:親の死亡時の保険金例


払込保険料 10万円
受け取り保険金 200万円

・税金額

低解約返戻金型保険は、相続税の課税対象になります。

相続税は、控除がとても大きい(妻の場合1億6千万円)ので、税金がかかるケースはめったにありません。

同じような仕組みの保険であっても、受取時に大きな違いが出てくるのです。

そのため、お金の専門家であるFPさんからすると、「学資保険より低解約返戻金型保険のほうが合理的」とおっしゃるようです。

戻り率を比較して決めましょう


そうは言っても、子が18歳のときに使う学費を貯めるのが本来の目的なのですから

18歳時点での戻り率を単純に比較して保険を決めるのが一番だと思います。

10年払い、15年払い、18年払いなど、支払期間によっても返戻率は変わってきます。


もし、FPさんに学資保険の提案書をもらえなかったら、各保険会社のサイトで計算してみてください。
>>ソニー生命の学資保険計算サイト

>>明治安田生命の学資保険計算サイト

ちなみに、現時点(2017年6月)では、低解約返戻金型保険は、学資保険を下回る返戻率になっています。

gakushihoken_rise_hikaku.jpg
(日経マネー研究所2017/6/20記事より引用)

表にある明治安田よりもさらに返戻率のよい学資保険もあります。

>>「学資保険にいま入るならこれ!返戻率ランキングと失敗した私からのアドバイス


こんなFPさんには要注意!


学資でも、それ以外の保険でも、どちらを選んでも正解だと思います。

ただ、ソニーや明治安田の学資保険より返戻率が悪いのに、すごく良い保険のように売り込むFPさんは、おそらく「ハズレ」だと思います。

とくに、メットライフ生命の保険をゴリ押しされたら、要注意です。

(メットライフは、FPさんに入る報酬が高額なのだそうです。)


その場合は、FPの相談品質を売りにしている保険相談サイト(保険のビュッフェLIFULL保険相談など)に乗り換えて、他のFPさんを紹介してもらうのがよいと思います。

(詳しくは»「無料保険相談サイト比較」)


良いFPさんの見つけ方


保険相談をたくさん体験して思ったのですが、良いFPさんは、良い保険相談サイトに集まっています。

例えば保険のビュッフェでは、FPさんの提案内容をチェックし、相談者にメリットのない提案ばかりする人は所属させてもらえないルールなのだそうです。


数百万のお金の動く話ですので、信頼できるFPさんとじっくり話して、失敗のない保険選びをしてください。


↓無料保険相談ランキングはこちら↓

保険相談サイトランキング



コメント
非公開コメント

No title

学資保険では、払込保険料と受取額の差額が一時所得となり、税金がかかる可能性が高いのです

→??
通常学資であれば親が死亡した場合保険料が免除され満期を受け取れるのでは?

学資保険:親の死亡時の保険金例

→??
学資保険は通常積立のみで親の死亡保険は特約でつけるものです。その場合受取人は別人に設定するので、なぜ一時所得の対象になるのでしょうか?


このサイトが間違ってるのか、私が間違ってるのか
よくわからないので教えてください。

2017-07-01 21:02 from -

Re: No title

こんにちは。お返事が遅れて申し訳ありません。

>通常学資であれば親が死亡した場合保険料が免除され満期を受け取れるのでは

はい。そのようになっています。

また、おっしゃるとおり、親の死亡保険は通常ついていません。

(払込が免除されることが、死亡に対する保障の機能があるという考え方です。ですので「保険金例」という表現が正確ではないのかもしれません。あとで調べて修正いたします。)


ただ、親が死亡した場合に満期に受け取れる学資金は、タダでもらえるのではないということをFPさんや保険会社に聞きました。

ここにも税金がかかるということなんです。

「払い込んだお金」と「もらったお金」の差額が、一時所得として扱われるそうです。

そのため、満期近く(17歳など)で親が死亡した場合には問題にならないのですが、加入してすぐに死亡した場合には、差額が大きく、その金額については一時所得として課税されるということのようです。

念のためもう一度確認してきますね。コメントどうもありがとうございました。

2017-07-03 05:35 from ぽむぽむ | Edit

Re: Re: No title

保険会社のコールセンターに問い合わせてみました。

やはり、受取時に一時所得となるということでした。
(富国生命、ソニー生命に問い合わせました)

【富国生命の場合】
父が契約者で死亡した場合

・相続時

契約者は子に変更される。相続時点で「権利の評価額」(解約返戻金相当額)が相続税の対象となる。

・受取時

受取時には、一時所得の対象になる。

たとえば、5万円払い込んだ時点で父が死亡し、200万円の祝い金を2回(100万円×2回)受け取った場合を例にとると・・・

祝金1回目 100万円受取
→(100万円-払込保険料5万円-特別控除50万円)/2が所得に加算され、課税対象になる。

祝金1回目 100万円受取
→(100万円-特別控除50万円)/2が所得に加算され、課税対象になる。

【ソニー生命の場合】
父が契約者、子が被保険者で、父が死亡した場合

・相続時

父の死亡により子が相続する。受取人は子(場合によっては母)に名義変更する。

・受取時

子が受け取った場合、払込保険料と受取額の差額が一時所得になる。
(なお、母親を受取人に指定した場合は、受取時に贈与税の対象となる。)

よろしくお願いいたします。

2017-07-05 13:43 from ぽむぽむ | Edit

Re: Re: Re: No title

なお、明治安田のつみたて学資は、払込免除の時点では承継契約者(母)の相続になるとのことでした。聞いていませんが、同じく受取時には改めて一時所得として課税されるのだと思います。ご参考まで。

2017-07-05 20:50 from ぽむぽむ | Edit

トラックバック
当サイトはリンクフリーです。広告掲載のご依頼はこちら。記事の転載転用をご希望の場合はこちらよりご相談ください。 
Copyright © 妊娠出産をただただ記録するブログ All Rights Reserved.