産後ケア施設整備のニュース(1)~産後ケア(産褥入院)利用者として思うこと~ - 妊娠出産をただただ記録するブログ

産後ケア施設整備のニュース(1)~産後ケア(産褥入院)利用者として思うこと~

政府が産後ケア充実を推進するというニュースを目にしました。

産後の母子、施設でケア…新米ママの不安緩和

政府は、これまで手薄だった出産時の支援を強化するため、出産直後の母子を宿泊や日帰りで受け入れる「産後ケアセンター」を全国で整備する。

 核家族化で実家に頼れない妊産婦が増えるなか、出産で疲弊した母親の心身のケアや授乳支援などを行い、子育てのスタート期を応援するのが狙い。6月にまとめる「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)」に盛り込み、来年度はモデル事業に取り組む。

 「産後ケアセンター」には助産師らが常駐し、産後の母体の回復や赤ちゃんの健康チェック、もく浴や抱き方などの指導や育児相談も行う。

 多世代同居が減り、産後に頼る人のない母親が増えている一方、出産時の入院期間は産科医不足のため以前の1週間から4、5日が一般化している。

 授乳にも慣れないまま退院し、育児不安や過労により、出産後に1割が産後うつを発症しているとされる。虐待に発展したり第2子以降の出産を困難にしたりするケースもあり、産後ケアの必要性が指摘されていた。

(2013年5月27日 読売新聞)



産後ケア(産褥入院)について調べ、実際に利用した者として
この施策は本当にありがたく思います。

(少子化対策というなら、産科医不足の方が深刻では?とか
年少扶養控除はどうなった?とか、待機児童のこととか
他に優先すべきことがあるような気もしますが……)

私の産褥入院体験談


私は出産時に里帰りせず、実家のサポートもありませんでした。
(詳しくは »「里帰りなしで出産します」)

不安で仕方なく、産後ケアをしてくれる助産院に3泊4日の
産褥入院をしました。

そこで感じたのはものすごい安心感。

食事が3食出るだけでも、不安が大幅に減りました。
食べないと母乳も出ません。

それに、産後十数日、赤ちゃんの世話で一度も熟睡できず
「とにかく眠い~、3時間でもいいから熟睡したい!」

と常時頭痛と戦っていた状態でしたが、助産師さんに赤ちゃんを
預かってもらい、昼寝させてもらったところ一気に体力が回復しました。

さらに、母乳がよく出たにもかかわらず、乳腺炎にもなっていないのは
産褥入院で母乳マッサージを受けられたおかげだと思います。

[後日追記]
「母乳が出すぎたことと乳腺炎は関係ないのでは」というご指摘を
ある助産師さんのブログでいただきました。
そちらのほうが正しそうに現在は感じています。ご指摘ありがとうございました。
また、以前これをお読みいただいた方には申し訳ありません。

母乳のあれこれ 4 <「母乳が出すぎる」という状態と「乳房緊満」>|ふぃっしゅin the water http://d.hatena.ne.jp/fish-b/20131019/1382155992

産後ケア施設の現状


産後入院できる施設について調べるうちに
武蔵野大学付属産後ケアセンターその他、

産褥入院を受け入れている施設は、満員のところが多いと知りました。

助産院によっては、産褥入院を受け入れ始めたところ、
産褥入院の予約ばかり入ってしまい、

お産の入院を圧迫している、という話も聞きました。

そんな現状からも、産後ケアをしてくれる施設が増えることは
たいへんありがたいと思います。

産後ケアの需要増


以下のような理由から産後入院の需要はこれから増えるだろうと感じます。
(特に統計は調べていませんので、印象ですが…。)

・高齢出産の増加により、妊婦の両親も高齢化している
・妊婦の母親が介護で手一杯で、サポートができない
・妊婦の母親が共働き・定年前で里帰りしてもサポートが望めない(50代女性の有職率は高い)
・都市部では、妊婦の家に母親が手伝いに来ても、泊まるところがない

産後ケア施設 vs 助産院


産後ケアセンターがどのような形のものか、
ニュースだけではよく分かりませんが、

産院での入院日数を増やしたり、
助産院での産褥入院受け入れを推進するのではダメなのか?

という疑問もあります。

こんなご時世に、もし新たに施設を建設するのだとしたら
もったいない話だなあ、と思ってしまいます。

ただ、利用者の目線で選ぶなら、助産院でもいいけれど
できれば産後ケア専門の施設に入りたいなあと思います。
(勝手なことばっかり言ってすみません。。。)

病院・助産院はお産優先


産後ケア専門施設に入院したいと思うのは、
病院・助産院はあくまでお産が優先で、
産褥入院のケアが手薄なこともあると感じるからです。

例えば、私が都内のある施設に産褥入院の見学に行ったとき
こんなことがありました。

「見学は2時半に来てください」と言われ、時間前に到着して待っていたのですが
20分待っても、30分待っても担当の方がいらっしゃらないのです。

ロビーで固い椅子に座らされたまま、「遅れていてすみません」とも
「あと○分で来ます」とも言われず完全放置。

45分待たされて、お腹も張って辛くなってきたし
もう帰ろうかと思ったとき、担当者が来られました。

そして開口一番、「お産予定の方の見学が長引いてしまって…」
とおっしゃるのです。

施設内の見学時も、「お産の方が、もしこの部屋を使っていなければ
産褥入院の方もお使いいただけます」というような発言の連続。

それを聞いて、「ああ、ここではお産の妊婦の受入数を増やすのが優先で
産褥入院は片手間でやっているんだな」と思いました。

程度の差はあれ、産院・助産院にはこういう傾向があると思います。

もちろん出産は一刻も目を離せない大事業で
無事に出産した産婦のケアの優先順位が下がるのは理解できるのですが……。

産褥入院を希望する者からすると、どちらか選べるのならば
病院・助産院よりも産後ケア専門の施設の方で
きちんと見てもらいたいと思ってしまいます。

続いて、産褥入院にあたり私が悩んだことと、産褥入院は高すぎるか?
ということを書こうと思うのですが、長くなってきましたので、後編に続きます。

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